人生初 webで授業をしてみた。分かったことは、「お互いに大変である」

フリースクール

コロナ期間の変化

2020年4月から、私はフリースクールの高等部~初等部の算数・数学の担当になりました。

塾スタッフとの両立が心配でしたが、
「4月までにもう一人見つからなければ、私が全クラス担当します。」
と勢いよく言ってしまったため、後に引けませんでした。

コロナウイルスの影響で外出自粛、
そのため4月から5月の終わりまでフリースクールではweb授業をすることになりました。

先生歴の長い短いに関わらず、web授業に抵抗がある方がほとんどだったのではないでしょうか。

私もそのひとりです。

生徒の手元を見て
「この計算はこうするんだよ。」
とできない。

パソコンは基本的にネットやYouTubeから情報を得る手段、
すなわち受け身の姿勢で画面を見ていたのに、
その画面に向かって自分が積極的に話しかけないといけない。

わけわかめ🍃です!!!

他の先生方は別のお仕事をしている人も多くいます。

いろいろな事情でweb授業に参加していない先生がいたり、
時間割りを組み替えて参加している先生がいることを後々知りました。

そのような事情もあったためか、時間割りが通常通り組めないらしく、
算数・数学は理科と合体して「理数系の授業」となりました。

全クラスを担当することの不安と、
初めての「web授業」に対する困惑があった私にとって、
合体は嬉しい報告でした♪

理科担当の方(Aさん)は、私の大学の後輩です。

学科は違いましたが、学生時代から知っているし、
Aさんも同じ塾の別教室でスタッフをしています。

優しくて話しやすい、生徒からも親しまれている方です。

Aさんはおとなしい方で自分から発言するタイプではないので、
授業をどのように進めていくかの提案は基本的に私からです。

本当は私も
「誰かに決めてほしい・・・」
と思っていたのですが、
とりあえず目の前に迫っている授業日に備えて何かを決めないといけません。

数学の日と理科の日に分けて授業をする。

数学の日は私が授業を考え実行し、、Aさんは主に易しいレベルのクラスをみる。

理科の日はその逆です。

自分からいろいろ決めていくなんて、私も変化しました。

web授業で奮闘してみた

4月からゴールデンウイークまでは、LINEで授業をしました。

辛口・中辛・甘口のグループラインを作り、
生徒は自分のレベルに合わせて好きなグループに入ります。

全てのグループに入ってもいいです。

私とAさんで3つのグループをみるのは大変でした。

それぞれに問題を出して、生徒の質問に答える。

教室でもやっている流れですが、
LINE
となると、同じグループラインでも個別に対応している気分になります。

誰かのやり取りを見て自己解決した生徒もいたかもしれませんが、
そんなこと私には分かりません。

生徒の顔が見えることは、
授業をするにあたってとても大事な要素だと改めて感じました。

教える側の大変さもあれば、教わる側の大変さもあります。

のちの振り返りで、
「話の流れが早すぎて質問することができなかった。」
「トークがどんどん進むから、自分が気になる内容が埋もれていった。」
と言われました。

生徒が待っている、と思って急いで質問に返答していたことが裏目に出ていました。

良かった点は、画像で問題・考え方・答えを残せたことです。

「あとから振り返ることができた。」
との感想を生徒からもらいました。

直接話ができないから、視覚に頼ってみました。

板書の写真やパワーポイントで作ったデータを、
生徒の反応や授業時間に合わせてアップしていました。

ゴールデンウイーク後は、Zoomで授業をしました。

この時から、理数系の時間は完全に算数・数学と理科に分かれました。

初Zoom(;’∀’)

ビデオと音声をオフにしてチャットで話しかけてくる生徒もいます。
恥ずかしいようです。
同感です(笑)

Wi-Fi環境が整っていないため参加できない生徒もいました。

Zoomに参加していてもネットワークが不安定で全く話ができない生徒もいました。

LINEの時もでしたが、
嫌いな算数・数学にわざわざ自分から参加することを選ばない生徒もいました。
(そりゃそうですよねー。)

ということで、授業に参加できる・参加する生徒は絞られます。

Zoomでは顔が見えるため、安心します、会話がはずみます♪

それぞれ自宅にいるので、家の中にある物を見せてもらいました。

初めてのZoomは、
声の大きさやカメラの近さなど程度が分からないことが多くあります。

画面共有で問題や考え方(事前に用意していたデータ)をみんなに伝えることは簡単にできましたが、
やはり教室でみんな集まって授業をすることが一番いい方法です。

生徒の質問を聞くことも、質問に答えることも、直接が簡単です。

web授業の授業内容は、また次回にします。

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました