九九表の探求をやってみた!「探求」ってなんだろう?なにが正解?

フリースクール

高等部2年の授業

5/12(木) 高等部2年でかけ算九九表を使った授業をしました。
ゴールデンウイーク前に1時間取り組み、今回はその続きです。

生徒が発見した規則

今年度から高等学校の学習指導要領の改訂が実施され、数Cが復活したり単元の名前が変わったり…
変更点がいろいろあるようですが、7年前に教採を受験して以来全く触れていないので、
教育に携わっている身なのに私はよく分かっていません(恥)

今年の3月に、実験数学と呼ばれる、
教科書を飛び出して工作や実験をする数学の授業の研究発表会に参加させていただきました。
高校や大学の先生方が集まって意見交換をしたり、学校を超えて交流ができる貴重な場です。

そこで私は、「探求」という言葉に惹かれました。

日常の中から課題を見つけ、それを解決するための道筋を立てたり、調べたり。
主体的に、かつ他の人と協力して解決していく。
とても大事なスキルですよね。

働くようになってから、私に足りないスキルだと気づきました。
このスキルは、どこで養われるのでしょうか。
私が学生の頃はほとんど意識していませんでしたが、
様々な科目を勉強していく中で少しずつ身につけていくものだったと思います。

そんな私なので、探求活動の授業の仕方なんて分かっていませんが、
とりあえず生徒と一緒に挑戦してみよう!と思い、
まずは、みんなが見たことのあるかけ算九九表を題材にもっていきました。

みんな見たことのあるものを題材に

高等部2年の生徒とは、昨年からの付き合いなので、
「初めて挑戦することだから上手くできないけどやってみたいです!」
と正直に話しています。
5人みんな優しく理解ある生徒で、よく助けられています。

ネットで調べると、題材がたくさんありましたので、今回はこちら↓
https://www.gakuto.co.jp/docs/ms/sugaku/pdf/h28_3_04.pdf
「九九表の秘密を探ろう!」
を使用させていただきました。

数学が苦手な生徒ばかりなので、規則に気づけても文字式で証明することは難しく、
私もたくさん介入してしまいました。

新たな規則を見つけるのも大変でしたが、
生徒だけで発見をし、予想まで立てることができたので、大きな進歩です。
生徒の発見を文章にして、証明してくることは、ゴールデンウイーク中の私の宿題でした。
分かりやすく伝える文章になっているのか、何を証明したら良いのか私も不安だったので、
「この書き方でいいと思う??」
と生徒に確認しつつ、
生徒の発見を証明することができました。

高等部2年の発見「REI4」

今度高等部1年でこの授業(九九表の探求)をするときに、
今回の2年生の発見「REI4」(名前を付けました笑)を活用したいと思います。

九九表の探求の次は、呪術廻戦の五条先生が題材です。
生徒のひとりが「やりたい!」と言ってくれました。

来週の授業も楽しみです(^^♪

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