中等部の生徒担当授業
5/11(水) 中等部では、生徒担当授業の日でした。
今日の担当は中3の生徒で、一昨年から授業をしてくれているベテランです。
毎回しっかり下調べをしており、スマホを見ながら授業をしているのですが、
その姿を見ているとなんだか、
将来スマホやタブレットを使いこなして仕事をする強者になるだろうな~
と想像してしまいます。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4497.jpg)
テーマは「1mができたわけ」です。
今では1mが世界共通で使われており、
1mものさしや巻き尺などでその長さを簡単に見ることができます。
でも、その1mが使われるようになったのは、長さの単位の世界においては最近のことだそうです。
メートル法が初めて使われたのは、1799年のフランス。
それから長い年月をかけて、徐々に世界に広がっていきました。
メートル法以外にも、ヤード・ポンド法がありますが、
日本では馴染みがありません。
沖縄では、那覇の国際通りが別名「奇跡の1マイル」と呼ばれていました。
1マイルが約1.6㎞で、国際通りは大体1.6㎞あるんだな~、
と私は覚えています。
生徒が紹介した単位の中で面白かったのは、1キュビットです。
成人男性の指先~肘までの長さだそうです。
アバウトですよね(笑)
ネットで調べてみると、当時の王様の腕の長さをもとにしているとのこと。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/a18b7181bd4d6574224582aa8c5801e4.jpg)
ほかにもいろんな単位があった大昔、国が発展し他国と貿易をするためには、
世界で統一された長さの単位がないと不便ばかりだったはずです。
そういえば、大学の授業でも長さの単位を習いました。
1寸の長さは、指2本分に近いので、一寸法師を描いて遊んでいました。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4517.jpg)
1mの正確性
1mを決める案には、ふりこを使ったものや、赤道や子午線を使った地球基準のものなど
いくつかあったようですが、どれも正確性に欠けることから見直されました。
現在は、光の速度を使って1mが定義されています。
「光速度不変の原理」という初めて聞く言葉を生徒が説明してくれました。
生徒担当授業をするようになって、生徒に教えてもらうことがこれまで以上に増えた気がします。
今回も楽しませてもらいました。
また次回もワクワクしています(^^♪
授業の振り返りで参考になった記事です。
1mの定義↓
https://logmi.jp/business/articles/190579
単位の本も、面白いですよ↓
初等部で使いました。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3TARRX+26L8MQ+4GSM+HWXLD)
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