初等部の折り紙授業
5/10(火) 初等部でぴょんぴょんカエルを作りました。
参考にした本は、
新星出版社の「算数の実験 大図鑑」です。
この本にはいろんな工作が載っていますが、全部算数と関連づけられています。
今までにただ折り紙でカエルを作ったことはありましたが、
角度や図形に注目したり、算数用語の勉強をしたりするのは初めてです。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4516-rotated.jpg)
折り紙が得意な生徒もそうでない生徒も、カエルを作れる生徒はいなかったので、
私が全体に説明しながらゆっくり折っていきました。
得意な生徒は、折り方の説明を一度聞くだけできれいに折ることができます。
角までピシッとしています。
得意でない生徒は、私や近くにいる友達に手伝ってもらうことが多いです。
順調に折れている、と思っても少しずつゆがみがあり、
最後の方になってそのゆがみが大きな壁になることも多々です。
どうしてこんなにも差が出るのだろう、と思いました。
年令は関係なく、折り紙には得意不得意がありますよね。
角までピシッと揃えて折ることがコツなのかと考えましたが、
そもそも角を揃えたりすることが難しいようなので、それがコツだと言われても助けになりません。
集中力はもちろんですが、
指先の感覚や微調整をするための力加減を身につけるのはとても時間がかかるようです。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4492.jpg)
折り筋から見えてくるもの
私がこの授業の山場にしたのは、
折り筋で見えてくる図形(正方形 長方形 三角形)探しです。
事前にこの折り筋の図を黒板に描いていたのですが、
折り方を教えている途中である生徒から
「できた!」
との声が…( ゚Д゚)
黒板に描いた折り筋の図をヒントに、先読みして折り進めていました。
いつもは注意散漫な生徒なので、驚きました!(^^)!
折り筋で見えてくる図形は何個あるのか、
それぞれで数えて予想を立て、全体で数えながら答え合わせをしました。
多くの生徒が、三角形に気を取られていたようです。
横に4つ並んだ長方形や、それを2つずつ合わせてできる正方形に気づいていませんでした。
黒板で大きく図を描いて数えていると、
生徒も新しい図形(平行四辺形)を見つけることができました。
図形探しのほかにも、
・正方形の角の角度は何度か
・半分に折ると何度になるか
・正方形を半分に折ると何という図形になるか
など、私も生徒も手と口を動かしながら楽しく折り紙をしました。
完成したので遊びます!
時間はかかったものの、なんとかみんな完成です!!
ぴょんぴょんカエルを使って「カエル飛ばし大会」をしました。
遠くまで飛ばした人が勝ち~♪
というシンプルなルールです。
小さい折り紙で再度カエルと作る生徒もいて、
思っていたよりみんなが熱中してくれて良かったです。
結果は、一番下の学年の生徒が優勝しました。
飛ばし方がすごく上手で、「おぉ~!!!」と周りから歓声が上がるほどでした。
優勝の商品として、虫かごいっぱいの折り紙カエルを贈呈しました🐸
優勝した生徒の姉はカエルが苦手なようで、悲鳴をあげていたそうですw
またみんなで大会を開催しようね。
今日もありがとうございました!
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4495.jpg)
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3T8WAU+FAPZCI+G3G+6OHEP)
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