初等部の授業
2023年10月23日
初等部では、分数の勉強が続いています。
初回
分数の大きさを比べよう。今日の先生は初等部で一番年下の生徒でした!
2回目
分数の表し方について考えよう!半分=1/2、半分の半分=1/4!!
3回目
数字は違うのに同じ大きさの分数ってなんだ?? 初めての通分!
今回は4回目です。
みんな、最初に比べると、
「分数」の勉強に少しずつ慣れてきている雰囲気があります。
これまでの復習を少しやり、今日やりたいことにすぐ進む予定でしたが、
私の予定通りにはならないのが初等部です(笑)
おしゃべり魔人がたくさんいます。
復習にも時間がかかってしまいました。
今日やりたいと考えていたことはひとつ☝
同じ大きさの分数をたくさん作ってみることです。
1/2=2/4
これはみんなできたので、
同じ大きさの分数をもっとたくさん見つけよう! という流れです。
後に通分の土台となる勉強なので、
ぜひこの段階でみんなに理解してほしいと思っています。
大きさの等しい分数については、小学校4年生で学習が始まるようです。
通分は、5年生です。
初等部で分数の学習を私と一緒に進めている生徒は、
小4~小6の6名ほど。
今のところ、学年と理解度は比例していません。
みんなには、「分かる人が教える」という関係性があります。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2023/10/2023.10.23-1-300x254.jpg)
今日も生徒が自ら前に出て、いろいろと説明をしてくれました。
本当にありがたいです。
数字が大きい=年上 (笑)
同じ大きさの分数を作る方法は、
上(分子)と下(分母)に同じ数字をかけ算するだけです。
・1/2と2/4が本当に同じ大きさなのか
・同じ大きさの分数を作る方法
は、以前にみんなで確認し、今日も確認しています。
じゃあ!!
同じ大きさの分数をもっともっと見つけて!!
が今日の課題です。
ひとり一つは出せました。
苦しんでいる生徒もいましたが、
隣の生徒がフォローに入ってくれました。
どんな説明をするのかな~…
と思い聞き耳を立てていると、
面白い表現が聞こえてきました。
例えば、
8/16の上と下に2をかけると、
1/2や2/4と同じ大きさの新しい分数ができる。
そいつは16/32で、
みんなより年上だけど新人のアルバイトなんだよ(・∀・)
こんな風にして、仲間を増やしていくわけよ。
なんちゅー例え(笑)
どうしてそれと結びついたのか分かりませんが、
数字が大きくても同じ仲間である、ということが印象に残ります(笑)
子どもの言葉は子どもに伝わりやすいとよく聞きます。
今回もまさにそうでした~
一方私は、
黒板では定規を使って大きさの等しい分数の説明をしていましたが、
定規=長さを思い浮かべるから頭が混乱する・・・
と生徒に言われてしまいました。
そりゃそうですよ。
定規に使われる言葉は長い・短い。
線が大きいとか、長さが小さいとは言いませんからね…
反省です( ;∀;)
言葉のひとつひとつが大切だと気づいた授業でした。
みんな今日もありがとうございました!!
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3TARRX+29KENM+2BC0+601S1)
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