初等部の授業
4/26(火) 初等部で黄金らせんはり絵を作りました。
この授業は、高等部と中等部でも実施したものです。
高等部1年の様子
黄金らせんはり絵を作る 高等部ver. 時間と集中力が必要です
今回は、作り方や説明を初等部用にしました。
「不思議な正方形はり絵」
というタイトルにしました。
1、1、2、3、5、8、13の大きさで作った正方形を並べた「黄金らせん台紙」を事前準備。
生徒に渡して、
「ここには秘密が隠れています。それはなんでしょう??」
とみんなに問いかけました。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/04/黄金らせん台紙.jpg)
始めは何を答えたらよいか分からなかったようですが、
ひとりが発言するとほかのみんなもいろんな気付きを教えてくれました。
生徒の学年が違うので、
「正方形」といった言葉の確認もはさんでいます。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_E4383.jpg)
私の中の目標では、
「正方形の1辺の長さ(数)が、たし算でつながっている!」
ということにたどり着いてほしかったので、
誰か台紙に書いてある数字に触れてくれないかな~・・・
という思いが頭の中をぐるぐるしていました。
が、なかなかうまくは出てこないですね。
みんなの気付きが落ち着いてきたところで、
「たし算」というヒントを出しました。
すると、生徒のひとりが
「5と8を足したら13だ💡」
とポツリ。
キターーーーー٩( ”ω” )و
それから? ほかはどう??
と聞くうちに、ほかの生徒も気付くことができました♪
「じゃあ、13の次は21?」
と生徒から質問もあり、
この数字はどこまでも続くフィボナッチ数列というものだと話すこともできました。
工作開始です
ここまでで約20分。
この日は80分授業だったので、残りの時間は台紙に色画用紙を貼り付ける工作です。
簡単なようですが、ミリ単位で長さを測って切ることは初等部にとって難しく、
画用紙を正方形の大きさに合わせて切る作業は思ったより時間がかかります。
折り紙を使う生徒もいました。
定規を使わずに、まずは大体の大きさに画用紙を切って少しずつ調整していく生徒もいます。
台紙のマスの長さと数を利用して画用紙の切るサイズを決めた生徒もいました。
いろんな工夫が自然と出てきます。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/04/初等部黄金らせん.jpg)
一番早い生徒は、20分くらいではり絵を完成させたので、
コンパスでらせんを描いて飾り付けまでできました。
最高の黄金らせんはり絵アートが完成しました!
飾り付けに使用したビーズやスパンコールは、
100均やAmazon、フリマサイトで安くそろえることができました。
いろんな種類があった方が、生徒のテンションも上がってオススメです。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3TARRX+276O8I+4YUW+5ZU29)
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