最近の日本のドラマを観ていて、「あれ?韓国人俳優がやけに多い気がする…」と感じたことはありませんか?
2026年に入ってからも、その傾向はますます強まっています。
「日本のドラマなのに韓国語が多すぎる」
「日本にいらないと感じてしまう…」
といった声もSNSで見られるようになりました。
でも実は、この変化には明確な“理由”があるんです。
今のドラマ制作は、昔のように“日本のためだけ”に作られているわけではなく、世界中の視聴者を意識したグローバルな戦略が背景にあるのです。
この記事では、韓国人俳優が日本のドラマに増えている理由を5つの視点からわかりやすくご紹介。
さらに、「違和感を覚える人」「歓迎する人」それぞれの声や、これからのドラマがどう変わっていくのかにも注目していきます。
ちょっとした疑問が、きっとスッキリするはずです。
ぜひ最後までお付き合いください。
なぜ韓国人俳優が日本のドラマに急増しているのか?5つの理由を解説
最近の日本ドラマを見ていると、「また韓国の俳優さんが出てる」と感じる場面が増えてきましたよね。
それもそのはず。
実はこの数年、日本のドラマ業界では韓国人俳優の起用が目立って増えているんです。
ここでは、その背景にある5つの主な理由を、わかりやすくご紹介します。
- 動画配信サービス(OTT)の影響
- 韓国俳優の国際的人気
- 韓国ドラマ制作費の高騰と日韓協力の流れ
- テレビ局の視聴率対策としての起用
- 若い世代を中心とした“ボーダーレス化”の影響
動画配信サービス(OTT)の影響
今やテレビだけでなく、NetflixやAmazonプライム、ディズニープラスなどの動画配信サービス(OTT)でドラマを観る時代です。
こうしたグローバルな配信では、日本国内だけでなく、世界中の視聴者がターゲットになります。
そのため制作側も、「せっかく世界に届けるなら、国際的に人気のある俳優を使った方がいいのでは?」と考えるようになりました。
そして選ばれたのが、世界中にファンを持つ韓国人俳優たち。
彼らの出演は、日本の視聴者だけでなく、海外のファンにも一気にアピールできる手段として注目されているのです。
韓国俳優の国際的人気
韓国の俳優さんたちは、今や世界的なスターです。
K-POPの影響もあり、韓国ドラマや映画も世界各国で高い人気を誇っています。
たとえば、2024年の話題作『Eye Love You』では、韓国俳優チェ・ジョンヒョプさんが日本人女優・二階堂ふみさんとW主演。
この作品では、チェさんの心の声が韓国語で流れるというユニークな演出も話題になりました。
こうした“自然な形で韓国語が登場するドラマ”は増えており、韓国人俳優の起用がますます身近なものになっています。
その存在感は、もはやゲストではなく“作品の中心”といっても過言ではありません。
韓国ドラマ制作費の高騰と日韓協力の流れ
実はここ数年、韓国国内でのドラマ制作費が急激に上がっているんです。
人気俳優のギャラが1話で数千万円、なかには1億円以上というケースもあるそうで、制作会社にとってはかなりの負担に…。
そこでNetflixやDisney+といったグローバル配信企業が、「もっとコストパフォーマンスの良い場所で作れないか」と考えた結果、注目されたのが日本だったのです。
たとえば、2026年のTBSドラマ『DREAM STAGE』では、日韓の制作会社が共同で企画・オーディションを実施。
ロケ地には韓国・仁川空港が使われ、日韓のキャスト・スタッフが融合するグローバル作品として作られました。
これは単なる俳優の起用という枠を超えて、作品そのものが“国境を超えた”形で生まれていることを示しています。
テレビ局の視聴率対策としての起用
最近は、若い世代を中心に「テレビを見ない」人が増えていますよね。
スマホで動画を見たり、YouTubeやTikTokが日常の一部になっていたり…
そんな時代の中で、テレビ局も何とかして視聴率を上げようと工夫しているんです。
その一つの方法が、K-POPや韓ドラファンを取り込むこと。
「推しが出るなら、ちょっと見てみようかな」
そんな気持ちって、誰しもありますよね。
好きな俳優やアイドルが出演していたら、それだけでそのドラマに興味がわくという人も少なくないでしょう。
つまり、韓国人俳優をキャスティングすることで、新しい視聴者層を開拓することができるんですね。
これは、テレビ局にとっても視聴率アップの大きなチャンスなんです。
若い世代を中心とした“ボーダーレス化”の影響
今の時代、国や言語の“壁”って、昔ほど感じにくくなってきました。
Z世代と呼ばれる若い世代は、YouTubeで韓国のバラエティを見たり、Netflixで日本のアニメを観たりと、コンテンツを“国”で区別せずに楽しむのが当たり前になっています。
そうなると、「このドラマは日本の作品だから、日本人だけじゃないといけない」なんていう考え方は、少しずつ古くなってきているのかもしれません。
むしろ、「いろんな国の人が自然に登場する方がリアルで楽しい」と感じる人も多い時代。
制作側も、そうした価値観の変化に合わせたドラマ作りを進めているというわけです。
「日本にいらない」と言われるのはなぜ?視聴者の違和感の声とは
とはいえ、すべての人がこの流れを“歓迎”しているわけではありません。
SNSやネット掲示板では、
「韓国人が多すぎる気がする…」
「字幕ばかりで見づらい…」
といった声も上がっているのが現実です。
特に、2026年1月から放送されているTBSのドラマ『DREAM STAGE』では、韓国語のセリフが多く、日本語字幕で対応している場面もありました。
これに対して、
「なんで日本のドラマなのに韓国語ばかりなの?」
「これって日本ドラマじゃなくて、ほぼ韓国ドラマでは…?」
と戸惑う声があったのも事実です。
また、「韓国人キャストが目立ちすぎて、日本人俳優の存在感が薄れている」といった意見も一部では見られました。
こうした感情が積もって、「日本にいらない」といった少し強めの言葉になってしまうケースもあるようです。
でもそれは、必ずしも“排除したい”という感情だけではなく、
「自分が慣れ親しんだ日本のドラマが、ちょっと変わってしまったように感じる」
という戸惑いや寂しさのような感情から来ているのかもしれません。
歓迎派も多数!韓国人キャストを肯定的に受け入れる人たちの声
SNSなどでは、「韓国人ばかりで冷める」といった批判の声もありますが、一方で好意的に受け止めている人もたくさんいます。
「韓ドラに慣れているから、違和感はまったくない」
「推しの俳優が出てるだけで嬉しい!」
といった声も多数寄せられています。
とくにK-POPや韓国ドラマが好きな方にとっては、韓国人俳優の起用はむしろ歓迎すべき変化なのかもしれません。
実際、X(旧Twitter)でも
「日本のドラマで韓国語が聞こえるとテンション上がる」
「韓国の俳優さんって演技力も高いし、表情がすごく丁寧」
という投稿が見られました。
また、韓国語が自然にドラマ内に出てくることで、
「ちょっと韓国語覚えてみようかな」
「字幕ナシで理解できるのが嬉しい」
と、言語や文化への関心が広がるきっかけにもなっているようです。
このように、多国籍キャストの登場は、単に「珍しい」というだけでなく、視聴者の興味や学びにもつながっていることがわかります。
ドラマ制作はどこへ向かう?今後の課題と期待される変化
日本のドラマに韓国人俳優が増えている背景には、配信プラットフォームの拡大や国際市場への対応など、業界全体の大きな変化があります。
でも同時に、「昔ながらの日本らしさが失われてしまうのでは?」という不安を感じている人がいるのも事実です。
とくに韓国ドラマやK-POP文化にあまり馴染みのない世代からは、
「言葉が理解できないシーンが多いと物語に入り込めない」
「字幕ばかりで集中しづらい」
という戸惑いの声もあります。
こうした声を“拒否反応”と受け取るのではなく、「変化の途中で生まれる正直な感想」として大切にするべきではないでしょうか。
制作側にとっては、ただ話題性を狙ってキャスティングするのではなく、
「なぜこの登場人物が韓国人なのか?」
「物語の中でどんな意味があるのか?」
そうした演出上の意図を明確にすることが、視聴者の理解と納得に繋がるはずです。
そして私たち視聴者も、「なぜこの俳優が選ばれたのか」「どうして韓国語が使われているのか」といった背景に目を向けることで、より深くドラマを楽しめるようになるかもしれません。
今はちょうど、その「転換期」。
グローバル化が進む中で、日本のドラマはどこへ向かうのか――
その答えは、これからの作品たちが教えてくれそうです。
まとめ
日本のドラマに韓国人俳優が増えている背景には、ただの“流行”では済まされない、さまざまな理由が隠れていました。
動画配信サービスの台頭、グローバルな視聴者を意識したキャスティング、韓国の制作環境の変化、そして若い世代を中心とした価値観のボーダーレス化。
これらが複雑に絡み合い、今のドラマ界を動かしているのです。
その一方で、「なぜこんなに韓国人ばかり?」「日本らしさがなくなってしまう」と感じる声があるのも事実。
でも、それは決して悪いことではなく、変化に対するまっすぐな疑問や、大切にしてきたものへの思いの表れでもあります。
制作側と視聴者が、お互いの立場や考えに少しだけ歩み寄ることで、もっと心に届く、もっと楽しめるドラマが生まれていくかもしれません。
これからの日本のドラマが、どんなふうに変わっていくのか。
その中で、どんな感動や驚きが待っているのか。
私たち視聴者も、楽しみに見守っていきたいですね。


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