初等部の授業
5/31(火) 初等部で多面体作りをしました。
チャレンジしたのは二十四面体です。
ユニットと呼ばれるパーツを12個作り、それを組み合わせていくだけで出来上がりです。
ユニットの作り方は12個同じなので、一度覚えれば簡単👍
組み立てるときだけ生徒は混乱するはずだから、そこはお手伝いをしよう💡
・・・なんて簡単に考えていましたが、
実際は80分の授業時間ずーっと動きっぱなしでした( ;∀;)
すごく汗をかきました。
作り方の分かりやすいサイトです↓
https://www.origami-club.com/index.html
今日の初等部はお休みの生徒がいたので、みんなで8人。
その内、折り紙が得意な生徒は3人です。
二十四面体を作ったことのある生徒はいなかったので、事前に作っておいた見本を見せると
「ナニコレ~!!!???」
と驚いてくれました。
作り始める前に、チョークの箱を見せながら「多面体」について確認しました。
・立体の平らなところを面という
・面が6つだと六面体、4つだと四面体という
・頭の中でイメージして数えてみよう
などです。
以前、展開図の授業で四面体を使ったので、生徒は四面体について知っていました。
さらに、ある生徒がファミリーパックのアポロを持っていたので、
イメージすることの手助けになりました。
多面体つくるぞ!
多面体の確認が終わり、今日のメインの二十四面体作りです。
ユニット1つ目をみんなで一緒に作りながら、
作業が早い生徒は他の生徒が「どうゆうこと?」と私に質問している間に2つ目・3つ目を作り始めていました。
効率が良いですね(笑) すごい。
ユニットは折り始めから同じように折らないと、左右が反対になってしまいます。
折り紙が得意な生徒以外は、5人ともその状態になってしまいました。
折り方の説明の時にそのことも気をつけるように言おうか迷いましたが、
情報が多いと混乱してきっと伝わらないと思ったので、あえて言いませんでした。
ここで事件が…
折り直しをしないといけないときの残念感は、生徒にとって結構大きいようです。
それを一緒に直す私の負担も、思ったより大きかったです。
だいぶ汗をかきました( ;∀;)
ユニットを作り始めるときに、
折り始めにどこを折っているのか1枚だけ見本で置いておくとよかったかもしれません。
次からは絶対そうします✋
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4559.jpg)
組み立てはやはり苦戦する生徒が多く、これもまた汗をかきました。
ユニットを3個組み合わせたときの形は、UFOと呼んでいました。
12個のユニットでUFOを4つ作ることは半分の生徒が理解できましたが、
UFOを組み合わせていく過程が難しいですね。
途中まで私が組み立てて、最後の組み立てを生徒に任せたりしました。
二人はコツをつかんだようで、二十四面体を3つや4つも作っていました。
こんなに夢中になって取り組んでくれて、嬉しいです♪
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4560-rotated.jpg)
メインの二十四面体の写真がないことに驚いています(笑)
正六面体の写真を載せます(笑)
不器用でも作れる
手先が器用でない生徒も作ることができました。
折り紙の角がズレたまま折り進めてユニットが歪んでいたりしましたが、
どうにか形になっていたので驚きです。
出来上がったときに嬉しい表情を見みせてくれたので、少し安心しました。
ユニットの数を変えれば、別の多面体も作れます。
別の生徒は、組み立てのやり方を間違えて正六面体っぽくなっていました。
「すごい!この形も作れたの!!?」
と間違いを指摘せず、正六面体も作れるんだよと伝えることができました。
そのとき、生徒と一緒にそのまま正六面体を組み立てても良かったんじゃないかと思います。
同じユニットで組み立てているのに違う多面体が出来上がると、
もっと興味が湧いていたかもしれません。
多面体の辺・面・頂点の数に注目して話を広げていけば、
中等部や高等部でもレベルにあった授業になりそうです。
折り紙をたくさんやって、もっと難しいユニット折り紙にも挑戦したいです。
機会を見つけて、実践していきたいと思います。
今日も楽しく勉強できました。
みんなありがとうございました!
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3T8T5C+276O8I+0K+10YDIP)
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