中等部の生徒担当授業
5/25(水) 中等部で生徒担当授業をやりました。
今日の担当は中3の生徒。
一昨年から授業をしているベテランです。
テーマは「数字の誕生」
約6000年前、メソポタミアのシュメール人が数字を発明しました。
0,1,2,3・・・のような数字ではなく、くさび形をしたものだったようです。
詳しくはこちら↓
https://www.urarekishi.com/2019/12/sexagesimal-system.html
私たちが今使っている数字は、アラビア数字といいます。
インドで生まれ、世界中に広がりました。
数字の誕生について、私も以前に授業で取り上げたことがありましたが、すっかり忘れていました。
生徒(授業者)の話を聞きながら、
「シュメール人っていたな~」
とゆったりした気持ちで授業を受けていました。
すると生徒(授業者)が、黒板に不思議な絵(図?)とその読み方を書き始め、
「これ、大事だよ!!!」
と強調するので、昔の数字を紹介するんだと思い、みんなメモを取りました。
そして生徒(授業者)が言った言葉は・・・
まさかの展開 自作数字
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/あおい授業③.jpg)
これは私が作った数字です!!!
なぁ~にぃ~!!!(;’∀’)
みんな騙されました(笑)
生徒(授業者)にそんなつもりがあったかは分かりませんが、
それっぽい絵と読み方で、アラビア数字と並べて書いてあり、生徒(授業者)のノリノリな姿。
もうみんな黒板に釘付けですw
数学が苦手か得意かなんて関係ありません。
年令も関係ありません。
授業は大盛り上がりで、その新しい数字の読み練習を3回やりました。
こんなにも授業に惹きつけられるなんて、やはり生徒の力は想像以上です。
そのあとは、それぞれで自分の数字を作り、読み方も決めて黒板に書きました。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/あおい授業①.jpg)
簡単な絵で表現する生徒もいれば、写すことができないくらい難しい絵で表現した生徒もいます。
黒板に書かれた自分だけの数字を見ていると、生徒の頭の中が分かる気がしました。
韓国語っぽいもの、規則を決めて図形を並べたもの、
実用性を考えてなるべく書きやすくしたもの、謎すぎるもの
それを作った生徒の性格に近いオリジナル数字ばかりでした。
考える時間は20分くらいでしたが、教室はアイデアで溢れかえっていました。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
今日もみんなありがとう♪
次回も楽しみです。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/あおい授業②.jpg)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3TARRX+26L8MQ+4GSM+HWAG1)
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