初等部の授業
5/17(火) 初等部で紋切り遊びをしました。
「紋切り遊び」は江戸時代に始まり、
美しさを競ったり家紋のようにしたり、とても流行った遊びです。
昭和の初期頃までは、図工の教科書に載っていたようですが、今では姿を消してしまいました。
私が大学生の頃、先輩が紋切り遊びについて発表をしていた記憶があります。
内容は全く覚えていませんが、そのときに初めて「紋切り遊び」を知りました。
初等部の授業では「線対称」の言葉を確認しよう!
と考えていましたが、作ることに夢中になってすっかり忘れてしまいました…
それくらい楽しかったということにします!
今日の目標は、紋切り遊びを楽しみ、
出来上がった作品を模造紙に貼って掲示できるようにすることです。
厚紙が手に入らず型紙が準備できなかったので、
折り紙を折ったものにえんぴつで切り取り線を書いた、
一ッ折り・二ッ折り・三ッ折り・五ッ折りのセットを4セット、準備して持っていきました。
はさみが苦手な生徒には、シンプルで切りやすい一ッ折りをお願いしました。
手先が器用な生徒は、みんな難しいものをやりたがります。
紙がズレる可能性の高い五ッ折りは、すぐになくなりました。
事前に準備した模様だけで十分かな~、
と思っていたのですが、
「自分で書きたい!」と言う生徒がほとんどで、予定外の作品もたくさんできました٩( ”ω” )و
紋切り遊びの本に書いてある型紙を見ながら、模様を写しているをしてる様子もありました。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4522.jpg)
みんなのセンスが輝いています
紋切り遊びにあまりはまっていない生徒には、
みんなの作品を模造紙に貼ってもらう係をお願いしました。
「君たちのセンスで!!!」
と、ちょっとふざけながら伝えましたが、
最後までしっかり仕上げてくれたのでとても嬉しかったです。
5月をテーマにしていたので、貼り付け係がセミを折り紙で作ってくれたり、
紋切りの花にちょうちょを重ねたり、いろんなアイデアで溢れていました。
紋切りのちょうちょは、貼り付け係の一人がひらめきました。
「ちょうちょを作りたいんだけど、紋切りで作れるんじゃないかな?どうやって書いたらいいと思う?」
と相談に来てくれました。
ナイスひらめき~♪
と内心ガッツポーズをしていましたが、その子には落ち着いた雰囲気で
「いい考えだね!」
と対応。
前までは自分の考えをあまり話さなかった生徒なので、
こんなに成長していることに驚きと感動です。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4520-rotated.jpg)
出来上がった紋切り作品は、みんながよく通る場所に飾っています。
来月は別のクラスでやろうかな~、と計画中です(^^
今日も楽しく過ごせました!
みんなありがとう~
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3T8YP9+DT4YWI+4XPI+61JSH)
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