個別学習
5/24(水) 毎週水曜日の中等部の授業は、個別学習の時間です。
中等部は中1〜中3までミックスの1クラスです。
このメンバーだから出来ることをするために全体授業をしていますが、学力の差は大きいので個人のレベルに合わせた学習時間を作ることも大切です。
算数から復習する生徒もいれば、高校入試に向けて勉強する生徒もいます。
と言っても、「えーやりたくない」となかなか身が入らない生徒が大半ですが…
算数・数学を特に苦手とする特性をもっていそうな生徒もいます。
高等部にもそのような生徒がいて、授業では無理して計算をさせるより、
電卓を使って計算しても良いことにしています。
日常で使う算数?
大人になって社会に出て、どんな時に計算スキルを使うか考えてみると、
お菓子のセットを4つ作るために、15個入りのファミリーパックを買うとひとりに何個分けられるか。
とか、
予算内で買い物をするために、値段をたし算して合計金額に気をつける。
とか、生活で使う計算はそんなに難しいものはないはずです。
そして、頭で計算出来なかったり正確な数字が知りたいときは、スマホの電卓を使いますよね。
どの数字を使って何算するかは自分で考える必要がありますが、
電卓をポチポチして答えが出せたらそれはそれで十分事足りる、
なんて事が日常生活にはたくさんあります。
算数・数学が特に苦手であっても、電卓を使えば出来ることが増えますし、
「勉強できてる〜♪」と本人の気持ちが少しでも楽になれば、こちらとしても嬉しいです。
授業中でも電卓OK
中等部の生徒は、この間から素因数分解にハマっています。
かけ算九九は言えますが、11×2など数字が少し大きくなったりわり算になったりすると、
わざわざ筆算を書いて…の手間が入ります。
「私、素因数分解できるよ!!」とやる気に満ちている生徒、電卓を片手に、この数字は素数なのか? 何かで割れるのか? とポチポチポチポチ試行錯誤。
そんな姿を見ていたら、
電卓さまさま〜 好奇心を維持させてくれてありがとう〜
と思います(^^)
こちらからしたら簡単な数字でも、電卓を使って調べています。
「これはこうこうしてかけ算に直せるから答えは~~~だよ。」
と言いたくなってしまう気持ちを抑えて、見守りに徹しますが、
なかなかにウズウズしますので、いったんその場を離れることをおすすめします(笑;
公立でも電卓使用が普通になればいいのに。
![](https://mathmath-try.com/wp-content/uploads/2023/05/無題7-300x270.png)
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